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三國連太郎 葬儀

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 日本を代表する映画俳優で、個性派としても活躍した三國連太郎(みくに・れんたろう、本名佐藤政雄=さとう・まさお)さんが14日午前9時18分、急性心不全のため東京・稲城市の病院で亡くなりました

享年90歳



葬儀・告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開くみたいですね




 三國さんは昨年9月に首都圏近郊の療養型病院に入院していることが報じられ、一時は寝たきり状態になり、老人ホームで暮らしていることも報じられていました


ここで三國さんのことについて振り返りたいと思います

1950年に東銀座を歩いていたところ松竹のプロデューサー小出孝にスカウトされ、松竹大船撮影所に演技研究生として入る


スカウト時には、プロデューサーの「大船のスタジオにカメラテストに来てくれないか」との言葉に、「電車代と飯代を出してくれるなら」と答えたと三國本人が証言している


1951年、木下惠介監督『善魔』に、レッドパージで出演取り止めとなった岡田英次の代役としてデビュー

役名の「三國連太郎」を芸名にする




翌年、稲垣浩監督『戦国無頼』への出演を希望し、東宝に移籍。しかし、1954年、稲垣監督『一乗寺の決闘』撮影開始直前に映画製作を再開した日活に走り、「五社協定違反者第1号」となる。大船撮影所の門扉に「犬・猫・三國、入るべからず」との看板が取り付けられたという木下惠介の勧めで3か月ほど俳優座に通った。

以降、出演映画


善魔(1951年、松竹) - 三國連太郎 役
稲妻草紙(1951年、松竹) - 船来源三郎 役
戦国無頼(1952年、東宝)
美女と盗賊(1952年、大映)
太平洋の鷲(1953年、東宝)
さらばラバウル(1954年、東宝)
泥だらけの青春(1954年、日活)
宮本武蔵(1954年、東宝)
警察日記(1955年、日活)
あした来る人(1955年、日活)
ビルマの竪琴 第一部(1956年、日活) - 井上隊長 役
ビルマの竪琴 第二部(1956年、日活 - 井上隊長 役
死の十字路 (1956年、日活)
異母兄弟(1957年、独立映画)
鷲と鷹(1957年、日活) - 佐々木 役
美徳のよろめき(1957年、日活)
風と女と旅鴉(1958年、東映)
夜の鼓(1958年、現代ぷろだくしょん)
荷車の歌(1959年、全国農村映画協会) - 茂市 役
キクとイサム(1959年、松竹)
大いなる旅路(1960年、東映) - 岩見浩造 役
大いなる驀進(1960年、東映) - 松崎義人 役
宮本武蔵 5部作(1961年 - 、東映) - 沢庵宗彭 役
飼育(1961年、大宝) - 鷹野一正 役
はだかっ子(1961年、東映) - 尾沢おじさん 役
破戒(1962年、大映)
切腹(1962年、松竹) - 斉藤勘解由 役
暗黒街最後の日 東映東京1962.10.12
無宿人別帳(1963年、松竹) - 新平 役
無法松の一生(1963年、東映) - 無法松/富島松五郎 役
陸軍残虐物語(1963年、東映)
越後つついし親不知(1964年、東映)
怪談(1965年、文芸プロダクションにんじんくらぶ) - 武士 役
飢餓海峡(1965年、東映)
にっぽん泥棒物語(1965年、東映)
脅迫(1966年、東映)
処刑の島(1966年、大映)
座頭市牢破り(1967年、大映)
神々の深き欲望(1968年、日活)
新選組(1969年、東宝) - 芹沢鴨 役
野獣都市(1970年、東宝)
戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年、日活)
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河(1971年、日活)
内海の輪(1971年、松竹) - 西田慶太郎 役
甦える大地(1971年、石原プロ / 松竹)
座頭市御用旅(1972年、東宝)
約束(1972年、斎藤プロ / 松竹)
海軍特別年少兵(1972年、東宝)
戒厳令(1973年、ATG) - 北一輝 役
卑弥呼(1974年 ATG)- ナシメ 役 
襤褸の旗(1974年)- 田中正造 役
わが青春のとき(1975年、大映)
金環蝕(1975年、東宝)
はだしのゲン(1976年、現代ぷろだくしょん)
犬神家の一族(1976年、東宝))- 犬神佐兵衛 役
八甲田山(1977年、東宝) - 山田少佐 役
霧の旗(1977年、東宝) - 大塚欽三 役
皇帝のいない八月(1978年、松竹) - 江見為一郎 役
野性の証明(1978年、東映) - 大場一成 役
復讐するは我にあり(1979年、松竹)
あゝ野麦峠(1979年、東宝)
ミスター・ミセス・ミス・ロンリー(1980年、ATG)
ちゃんばらグラフィティー 斬る!(1981年、東映)
セーラー服と機関銃(1981年、東映)
未完の対局(1982年、東宝)
彩り河(1984年、松竹) - 下田忠雄 役
人間の約束(1986年、東宝東和)
マルサの女2(1988年、東宝) - 鬼沢鉄平 役
嵐が丘(1988年、西友・西武メゾングループMEDIACTUEL) - 東の荘高丸 役
釣りバカ日誌シリーズ(1988年 - 2009年、松竹) - 鈴木一之助(スーさん) 役
利休(1989年、松竹) - 千利休 役
息子(1991年、松竹)
豪姫(1992年、松竹 / 勅使河原プロ / テレビ朝日)
ひかりごけ(1992年、ヘラルド・エース)
勝利者たち(1992年、円谷プロ / 東宝)
大病人(1993年、東宝)
夏の庭 The Friends(1994年、ヘラルド・エース)
三たびの海峡(1995年、松竹)
美味しんぼ(1996年、松竹) - 海原雄山 役
生きたい(1999年、日本ヘラルド映画)
虹の岬(1999年、東北新社 / 東宝)
大河の一滴(2001年、東宝)
北辰斜にさすところ(2007年、東京テアトル)
大鹿村騒動記(2011年、東映)
わが母の記(2012年)







以降、出演テレビ


どたんば(1956年、NHK)
太陽の子(1961年、NET)
お気に召すまま(1962年、NET)第3話「天才の秘密」
東芝日曜劇場(TBS) 第377回「橋の下」(1964年、中部日本放送)
第685回「偽りの季節」(1970年、朝日放送)
第762回「あの町この町」(1971年、朝日放送)
第1315回「先斗町袋小路」(1982年、毎日放送)
第1629回「今日の日をこそ」(1988年)

徳川家康(1964年、NET)
松本清張シリーズ(1965年 - 1966年、関西テレビ)
剣(1967年、日本テレビ)
戦国艶物語(淀君編)(1969年、ABC)- 豊臣秀吉 役
霧の旗(1969年、フジテレビ) - 大塚欽三 役
わが父北斎(1970年、毎日放送)
必殺仕掛人 第6話「消す顔消される顔」
(1972年、朝日放送) - 文殊屋多左衛門 役
別れの午後(1973年、TBS)
切腹団十郎(1974年、毎日放送)
青銅の花びら(1975年、毎日放送)
赤い運命(1976年、TBS)
ご存知 女ねずみ小僧(1977年、フジテレビ)
-浮右衛門(男ねずみ) 役
土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
「逃亡 雪原の銃声」(1978年)

「京都殺人案内4」(1981年、朝日放送)
「鏡の中の未亡人」(1984年)
「松本清張の高台の家」(1985年) - 深良英之輔 役

家族熱(1978年、TBS)
人はそれをスキャンダルという(1978年 - 1979年、大映テレビ / TBS)
火宅の人(1979年、日本テレビ)
額田女王(1980年、朝日放送)- 中臣鎌足 役
赤い死線(1980年、TBS)
87分署シリーズ 裸の街(1980年、フジテレビ)
木曜ゴールデンドラマ(読売テレビ)
「五辮の椿・復讐に燃える女の怨念」(1981年)
「父と娘 空白の18年・無期刑の殺人犯、いま仮釈放…」(1983年)
「赤い絆」(1984年、福岡放送)
「妻に捧げる」(1990年)

闇を斬れ(1981年、フジテレビ) - 田沼意次 役
関ヶ原(1981年、TBS) - 本多正信 役
松本清張の黒革の手帖(1982年、テレビ朝日) - 楢林謙治 役
リラックス?松原克己の日常生活(1982年、関西テレビ)
女たちの大坂城(1983年、YTV)- 豊臣秀吉 役
月曜ワイド劇場(テレビ朝日)
「ザ・スキャンダル」(1983年)

火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
「愛しき妻よさらば」(1983年)
「死者からの手紙」(1985年)

時代劇スペシャル 子連れ狼(1984年、フジテレビ) - 柳生烈堂 役
ヨコハマ物語(1985年、日本テレビ)
庄内おんな風土記(1988年、NHK)
冬の旅?ベルリン物語?(1991年、NHK)
月曜ドラマスペシャル(TBS)
「ボディガード北へ」(1994年、北海道放送) 

ふたりでタンゴを(1999年、NHK)
新幹線をつくった男たち(2004年、テレビ東京)
恍惚の人(2006年、日本テレビ)
松本喜三郎一家物語 ?おじいさんの台所?(2007年、フジテレビ)
探そう!ニッポン人の忘れ物「ハッピーバースデー」(2009年、フジテレビ)
鬼平犯科帳スペシャル 一寸の虫(2011年、フジテレビ) - 船影の忠兵衛 役





三國連太郎といえば役者バカと言われていますよね

老人役の役作りのため上下の歯を10本抜いたエピソードはよく知られています


プライベートでも役にハマりこんでしまい、他人が近づきがたい状態になっていることがよくあり、リハーサルの段階で本気で暴行をしたりして、本気で役者さん恐がられていたそうです


しかし、オフではおとなしい甘いものが好きな穏やかな方です

今、現在これだけ役に本気で向き合っている方がどのくらいいるのでしょうか?

本当に惜しい人を亡くしました

心からご冥福をお祈りします



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